あなたは「空」だから傷つかない。傷ついてるって騒いでるのはエゴ。

emptiness

こんにちは。
前回の幸せになりたくてスピリチュアル学びに行ってるのに人間関係で悩む悲劇では、またちょっと脱線して、スピリチュアルを学ぶ人あるあるのお話をしました。

今回はまた本線に戻りまして、あなたは傷ついて見えるけど、実は野性の(本当の)あなたは「空」なので傷つかないから大丈夫っていうお話をします。
誰かに何か言われて、あなたが傷つくことはない誰かにバカにされて傷ついても、傷ついたほうの選択と丸かぶりな内容なんですが、あなたは「空」であるってことを気に留めながら読んでみてくださいね。
 

・あなたは「空」だから傷つかない。傷ついてるって騒いでるのはエゴ。
・あなたがボールを受け取ったから
・エゴが投げてエゴが受け取る

あなたは「空」だから傷つかない。傷ついてるって騒いでるのはエゴ。

まず、前回幸せになりたくてスピリチュアル学びに行ってるのに人間関係で悩む悲劇までのおさらいです。
魂とか真我とかのことについて、なにか素晴らしいものを想像しちゃったりするのですが、実際は何もありません。
空っぽなんです。

野性の(本当の)あなたは大きいひとつの意識の一部であって、この現実世界のあなたの身体に入り、この現実世界を体験するために来ています。
この現実世界はどんなものなのか、ただ観察して学んでるんです。

と、この前提で置いておきますね。
そして今日の本題です。
とても大きい問題なので、哲学的に考えてもらいたいです。

「あなたは心が傷つくとき、どんなことで傷ついてますか?」

ちょっと思い浮かべてみてください。
あなたが最近傷ついたことは何ですか?

よく傷つく例を挙げてみます。
・容姿のこと(ブスとか、太ってるとか、生理的に合わないとか…。)
・能力のこと(無能とか、仕事が遅いとか、こんなこともできないの?とか…。)
・性格のこと(暗いとか明るいとか、気が利かないとか…。)
・お金、持ち物のこと(車が安物とか、ブランドバッグ持っていないとか…。)
こんなところでしょうか。

でもよくよく考えてみると、わかることがあります。
誰かにバカにされて傷ついても、傷ついたほうの選択を読んでくださったらわかると思うのですが、誰かに何か傷つくことを言われたとしても、それは証明されたわけではないってことです。

例えばあなたが、友達のAさんに「太っているね。」と言われたとしますね。
でも言われただけで、Aさんの言ったことは証明されたわけではありません。
ただAさんがあなたを「太っている」と思っているだけです。
それか、あなたの気を引こうとして言っただけかもしれません。

また例えばあなたが姑さんに、「あなた、気が利かないわね。」と言われたとしても、それだけではあなたが気が利かないことの証明にはなりません。
ただ姑さんが、あなたのことを「気が利かない。」と思っているだけです。

だからあなたは傷つく必要ないんです。
事実かどうかわからないことですから、あなたは堂々としていればいいんです。
(ホントは事実でもあなたは堂々としていていいですよ。)
でもあなたの頭の中では、「傷ついた~。つらい~。」って声がしますね。
誰でしょうか?

あなたの頭の中でおしゃべりをする何かがいます。
それは何でしょうか?

ピンポ~ン!
正解はエゴでした~。
エゴの生態その① 頭の中でずっとおしゃべりを読んでくださった方には簡単でしたね。

あなたがボールを受け取ったから

上の2つの例を会話のキャッチボールに例えてみます。
するとこの場合、Aさんや姑さんがボールを投げただけにすぎません。
ただそれだけの状態です。

ここで起こっている事実は、
Aさんが、他人に平気で傷つくかもしれないことを言う、かんじ悪いヤツであり、
姑さんが、お嫁さんに厳しく、言ってもいないことをして欲しいという依存体質である。
ということがAさんと姑さんから発表されただけの状態です。

で、あなたはなんで傷ついたかというと、どんなことを言われたにせよ、原因は、あなたがボールを受け取っちゃったことにあります。
Aさんや、姑さんが投げたボールをキャッチして、自分のミットの中に収めてしまったってことです。

ここの例えで言うと、
・あなたは太っていると証明されたわけではないのに、Aさんの言葉を受け入れた。
・あなたは、気が利かないと証明されたわけではないのに、姑さんの言葉を受け入れた。

そして、その言葉のマイナス面だけを見て、傷つき、つらがっているわけです。

そしてつらがっているのは、誰でしょう?

容姿のこととか、能力のこととか、性格のこととか、持ち物のこととかで、
「上下」「優劣」を決めて、バカにしたり差別したりするヤツのことです。

エゴが投げてエゴが受け取る

ピンポーン!
またまた正解は、エゴでした~。

エゴは、エゴの生態シリーズや、エゴがやってることシリーズでさんざんお伝えしたように、容姿や才能や持ち物などを自分とカン違いして、他人と比べて自分がいつも「上」「優」でいられるように努力しまくっているヤツですね。
そのために一生懸命映画を作ってあなたに見せて、あなたを誘導しようと必死なヤツでした。

ここで、ボールを投げて相手をバカにするよう、Aさんや姑さんに誘導したのはエゴですね。
エゴは他人をバカにするのが大好きですから。

そして、受け取るようにあなたを促したのも、エゴです。
容姿や才能や持ち物などを自分とカン違いして、他人と比べるのはエゴのすることですから。

ということは、ボールを投げたいのもエゴ、取りたいのもエゴなわけです。
エゴ同士で比べ合って、勝手に戦っているだけですね。

エゴはこうやって、野性の(本当の)あなたを巻き込みます。
そしてエゴのやっていることは、現実世界で孤立する方向にしか向いていきません。
エゴに人生を任せてしまっては、くだらない、敵でもないものと戦って、時間を消耗することになります。
ただの、時間の無駄なんです。

なので、「傷ついた~。つらい~。」って騒いでいるエゴは放っておきましょう。
あなたは現実世界を経験するために生まれてきています。
エゴの口車に乗って、敵でもない人間どうしで戦っている場合じゃありません。

現実世界での時間を有効に使うためにも、エゴは大人しくしてもらいましょう。
だから、エゴを小さくしていこうこれでエゴは怖くない!…記憶や言葉のイメージを書き換えるなどを見てみてくださいね。

毎回長々と、こんな変な文章を読んでくださり、ありがとうございます。
次回は、あなたはただの宇宙の一部だっていう話をしたいと思います。

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