生まれる前の設定…あなたはあなた~他人になろうとしなくていい~

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こんにちは。
前回のあなたの人生で起きる出来事はもう決まっているでは、自然の流れであなたの人生で起こる出来事はもう決まっているっていうお話をしました。
それを聞いて、寂しくなっているのはエゴなんです。

今日は、あなたが生まれてくるちょっと前のお話をしたいと思います。
 

・生まれる前の設定
・あなたはあなた…全員違う設定で産まれる
・他人になろうとしなくていい

生まれる前の設定

突然ですが、あなたは2016年のドキュメンタリー映画の、かみさまとのやくそく~あなたは親を選んで生まれてきた~という映画を見たことがあるでしょうか?
今日はこの映画を見ていただいたら、もう話すことはないって感じなんですが…。

この映画は自主上映会がないと見られないので、見る機会はとても少なくて貴重なんですが、ものすごくおススメです。
私が見たのは2014年なので、前のバージョンができた時すぐのようですが、導かれたとしか思えないような出会いでした。

ある日夫が帰ってきて、
「レイラの好きそうな映画のチラシがあったよ。その日は一人で見に行っておいで。」
と言いました。

夫はこの手のスピリチュアルじみた話は全く興味ない人です。
そして仕事も忙しいので、積極的に育児に協力するような人でもありません。
なのに、1歳だった子どもを自分がみるから行っておいでと言うのです。

そして映画を見たあと1か月ほどして、夫に映画のことを話すと、まったく忘れているのです。
びっくりでした。
でも、映画の方から私に会いに来てくれたんだと思いました。
その当時はシンクロニシティーなんて言葉は知りませんでしたが、シンクロしたとしか思えない不思議な体験でした。

そして映画の内容ですが、詳しくは機会があったら見ていただきたいと思いますが、少しだけ。
産婦人科の池田先生は、2~3歳で産まれる前のことを話す子どもと出会ったそうです。
興味深いので何人か調べてみると、みな同じことを言うので、何人も調査を開始しました。

そして、調査した子どもたちが共通して言うことは、
・産まれる前、雲の上のようなところに、大仏のような大きい人がいたこと。
・そこでモニターのようなものに女の人が何人も映し出され、選ぶ人によって違う人生が用意されていること。
・その人たちから自分のお母さんを選んできたこと。
・選ぶと、その大仏のような大きい人がお母さんの所へ送ってくれるということ。
・産まれる意味は、人の役に立つこと。
・特にお母さんを幸せにするために産まれること。

などです。

「このお母さんを選べばこんな人生ですよ、このお母さんを選べば~~~。」
というように、みんな産まれる前に、自分の人生の設定を説明されて、選んできているというのです。
「私たちは何のために産まれてきたんだろう?」
という思春期にありがちな、でも人生を通しての疑問の回答が、こんなところにあったんです。

あなたはあなた…全員違う設定で産まれる

この世にひとつとはどういうことか?…「空」の本当の意味などでもお伝えしているように、この宇宙は、ひとつだと「在る」か「無い」かもわからないので、お互いを認めたくて分かれました。
お互いを認めなくちゃいけませんから、クローンのように同じ人ではいけません。
同じ人だと「在る」ことがわかりませんから。
違うものがお互いに認めないと、「在る」ことはわかりませんね。

なので私たちは、顔も、性格も、性質も、持っている才能も、環境も、全部違うんです。
同じ顔を持っているように見える一卵性双生児でも、小さい差が重なって、違う人生を生きていきます。
全員、違うんです。

これって当たり前のことですよね。
まったく同じ人がいてしまったらびっくりです。
ドッペルゲンガーとして、大騒ぎになるでしょうね。

でも。

みんな違うってわかってんのに、なんでほかの人と違うことで悩んだり、不安になったりしてしまうんでしょう?
私の周りの人たちを見てみても、
集団のなかで、誰かが違う意見を言うと仲間外れにされる。とか、
後輩が自分と違う意見を言うと、バカにする先輩。とか、
昔、かわいくてもてはやされた人で、おばさんになってもリボンばっかりつけてる人。とか。
いますよね~。

でもこのくらい常識外れだったり、イタイ感じだったりするとわかりやすいですが、
もっとささいなことなら、あなたにも身に覚えがあると思います。

例えば、
顔の良し悪しで、悪い人を見下してしまう。
仕事で要領の悪い人をバカにする。
自分と意見の違う人を心の中で否定する。
自分より知識のない人をみて、自分を上だと思う。

などなど。
やりがちでしょう?

でもこんなことをするのは、誰でしたっけ?
そうです。 エゴですね。

エゴが個別化し、ありもしない上下優劣の意識をつくるんです。
(詳しくは、「エゴって何?」シリーズや、「エゴはどうしたいの?」シリーズなどを見てみてくださいね。)
エゴは違いを管理しているくせに、違いに上下優劣を作って、ついには差別してしまうという…。

他人になろうとしなくていい

エゴはすぐ、
自分より仕事ができる、
自分よりモテる、
自分より発言力がある、
自分より才能がある、
自分よりお金がある、

とされている人をうらやましがらせたりします。

そして、他人にあこがれ、他人の立場や性格や性質になりたいと思ってしまう。
それでは自分を飾ったり、自分を偽ったりすることになってしまいます。
自己肯定感が低い人は、よくこのエゴの罠にハマりがちですよね。

でもエゴはあなたの中からいなくなりません。
千差万別に分かれた私たち宇宙が、分かれた後の管理をエゴに任せちゃってるので、絶対になくなりません。
なので、エゴを小さくしていくようにとか、エゴの作った記憶や言葉のイメージを書き換えるとかが必要になってきます。
エゴの誘惑で、「違って当然!」という、ちょっと考えたらわかることなのに、なぜかすぐに忘れてしまうことがありますから。

あなたは、あなたのスペックで、この時代の流れの中に産まれてくることを選んでこの世に来ています。
全員違う中の、たった一人のあなたとして。
この本質を知っておけば、迷うことはありません。

他人をうらやましがったり、他人を見下したりのような、エゴにほんろうされる時間ってムダですよね。
人を尊敬して目標にすることを悪いことだとは言いません。
でもあなたはあなたですから、あなただけの人生を生きていってくださいね。

できるだけ楽しく。
自然の流れに任せて。

今日も長い話におつきあいくださり、ありがとうございます。
次回は、あなたと波動と病気と薬についてお話ししたいと思います。

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