これでエゴは怖くない!…記憶や言葉のイメージを書き換える

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こんにちは。
前回の閑話休題…だから願ってもムダだっつーの!では、ちょっと休憩させていただいて、願う系のスピリチュアルの先生には、ついて行かない方がいいっていうお話をしました。

今回はエゴに戻って、エゴが作った記憶イメージを書き換えよう!って話をします。
時間は少しかかるかもしれませんが、とっても気が楽になっていきますよ。
 

・これでエゴは怖くない!…記憶や言葉のイメージを書き換える
・あなたの過去を、素直に思い出してみよう!
・あなたの過去の記憶を書き換えよう!
・ついでに言葉のイメージも書き換えよう!

これでエゴは怖くない!…記憶や言葉のイメージを書き換える

今回はやっと、人生はエゴの思いどおり?~エゴフィルター①~でお伝えした、自分の過去の経験のイメージの書き換えや、言葉のイメージの書き換えについてお送りします。

あなたは自分の過去の記憶を、「事実」として覚えていると思っていらっしゃるでしょう。
でもそうではないんです。

あなたの頭の中にある記憶は、事実ではありません。
エゴフィルターの偏見が思いっきり入ったものです。

ちょっと実験してみましょう。
あなたが8歳くらいだった時を思い出してみてください。
小学校の2.3年くらいですね。

思い出せました?
何か絵が出てきたでしょうか?
何か言葉が出てきたでしょうか?

何が出てきてもいいんですが、その場面を思いおこしたとき、何かあなたの感情が動いたのではないでしょうか?
「あの時はつらかったなあ。」とか、
「あの時はうれしかったなあ。」とか。

それって、あなたの記憶とエゴの妄想がまざったものなんです!
エゴフィルターを通り、エゴの妄想まみれになった記憶です。
なので、事実なんかじゃないんです。

今思いおこした記憶が本当の事実のみなら、感情は動きません。
野性の(本当の)あなたが見たのなら、それを観察して学ぶだけです。

それを、エゴがまた感情を揺るがすような動画にして、あなたを刺激するんです。
そしてあなたはまんまとハマって、
今はない、
過去の記憶を呼び出してまで、
怒ったり、
ツラがったりしてる
んです。
もうバッカみたいでしょ?

常日頃、私たちはエゴの妄想まみれの記憶を、事実とカン違いして生きています。
エゴに支配されて生きているから。

今までのエゴの生態シリーズや、エゴがやってることシリーズでは、エゴがやっている悪事の数々をお伝えしてきました。
エゴの言うとおりにしていては、周りから孤立し、自然の流れに逆らうので、苦しむハメになってしまんです。

そこで、だから、エゴを小さくしていこうでは、エゴを小さくして、不幸を回避するやり方をお伝えしました。

でもそれだけでは足りないんです。
さっき思いおこしていただいた、過去の記憶や言葉のイメージは、エゴの妄想まみれだからです。

なので今回はあなたの記憶から、エゴの妄想を取り払ったり、過去の記憶をあんまり信用しないようになっていただければ幸いかと思います。

あなたの過去を、素直に思い出してみよう!

あなたの過去の記憶は事実ではありません。
すでにエゴフィルターを通って、脚色された記憶です。

よくエゴはあなたに過去のつらかったことを思い出させたりするでしょう?
そしてあなたが例えば、誰かに嫌われてしまったことを思い出したとします。
でもそれの場面ってホントに嫌われたんでしょうか?
エゴの作った思い込みじゃないでしょうか?

ちょっと疑いを持った目で過去を思い出してみてください。
誰かに嫌われたと思った場面です。

あなたの頭には誰かが怒ったり、首をかしげたり、しかめっ面しているところが思い浮かんでいると思います。
でも、それで誰かに嫌われたと思うのは間違いなんです。
それは、すでにエゴのフィルター(解釈)を通った後の記憶だからです。

それで、あなたが本当に嫌われたかはわかりません。
その誰かが、
本当は、あなたの気を引きたくてしたことかもしれませんし、
本当は、あなたに期待していて応援するつもりだったかもしれません。

本当は、誰かに入れ知恵されて、あなたを誤解していただけかもしれませんし、
本当は、あなたは全く関係なく、事実を受け止められていなかっただけかもしれません。

本当は、その人の体調が、ただ悪かっただけかもしれませんし、
本当は、あなたがその人の足を踏んでいて、ただ痛かっただけかもしれませんよね。

本当のところは誰にもわからないんです。
なので、エゴの妄想まみれの過去の記憶なんて、マジメにとらえる必要はないんです。

それに!
あなたが他人にどう思われたかなんて、全然気にしなくていいんです。
エゴ最大の誤算…受け身思考エゴの生態その⑥ 過去と未来にしかいないでお伝えしたように、受け身でものを考えるのは、エゴのしわざだし、エゴは今にはいないからです。

もう過去は無くなってしまっています。
在るのは「いまここ」だけですから。
過去も未来もぜんぜん無いのに、過去のエゴの作った記憶を引きずりながら生きる。
そんなのもう、やめにしたくはないですか?

あなたの過去の記憶を書き換えよう!

① ではまず最初に、ノートとペンを用意します。
ノートには、いっぱい書くので罫線があるもののほうがいいと思います。
そして、ページの真ん中の辺に、一本線をタテに引いて、左と右に分けます

② さっそく書いていきましょう。
さっき線を引いた左側に書いていきます。

そして、何を書くかなんですが、ここがミソです。
あなたの過去の記憶を思い出して書いていきます。
情景や、どんなことが起こったか、あなたはどうしたか、どう思ったかなどです。

ここで、思ったことをそのまま書かないといけませんよ。
エゴのしわざを浮き彫りにしたいので、隠したりすると、何の意味もありません
エゴはボケ~っとしている方が表現しやすいので、なるべくボケ~っとして、頭に浮かんだことをそのまま書いてくださいね。

③ 1ページ書き終わったらやめて、ここでいったん終了です。
(ここでは1ページと決めましたが、何ページでもいいですよ。)

④ どれくらいでもいいですが、1週間か2週間くらいでしょうか。
時間を置きます

⑤ だいたい書いた内容を忘れたころ、自分の書いた文章を見て、考察します。
自分はどんな考えを持っていて、
どんな風に世の中を見ているのか、
他人をどんな風に評価していて、
どんな癖を持っているのか。

面白いくらいわかります。

⑥ では、今度は右側に、どんな考え方をした方が、人生が楽しくなるのかを書いていきます。
できるできないとか関係なく、
すべきとかすべきでないとか、
善とか悪とか、
無理とか、

考えないで書くのがいいですね。

⑦ では1ターン終了です。
これをぐるぐる繰り返してみてくださいね。
ビックリするほど、いかにエゴに毒されているかがわかります。

ついでに言葉のイメージも書き換えよう!

言葉の書き換えも同じです。
上で書いた、過去の記憶を ⑤ で考察するときに、言葉についているイメージを考察対象に入れます。

本当は、言葉にイメージや感情がついていることっておかしいんです。
例えば、「高学歴」という言葉。
学歴が高いという状態を表しているだけなのに、人によっては、いろいろなイメージや感情が付きまとっています。

もともとは、学歴が高いというだけの言葉です。
なのに、
「うらやましい」とか、
「ごう慢」とか、
「他人をバカにする」とか、
「学歴だけのくせに」とか簡単にイメージをつけてしまっているんです。

あなたも、ひとつひとつの言葉にイメージってついていますから、それを観察していくだけで面白いです。
「自分ってこんなに偏見があったんだ~。」とか、
「自分って結構クソだな。」
なんて思うことも多いと思いますよ。

後は ⑥ で過去と記憶と一緒に、言葉のイメージもどんなイメージなら人生が楽しくなるのかを書いていってくださいね。
最初の過去の記憶と、言葉のイメージは、エゴが作ったものですから、なるべくエゴとは反対の考え方をしてくださいね。

そのコツは、
「楽しい」
「軽い」
「優しい」
「建設的」
です。

ではエゴみたいに、「こんなかったるいことやってられるか!」なんて思わずに、軽いノリでやってみてくださいね。

今日も長いお話を最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
次回は、もうエゴのことも長く書いてきたので、エゴからは多少離れようと思います。
正直、近ごろはエゴの暴走を止めるのに手いっぱいで、気がめいってきたので。

ではまた次回で。

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