エゴ最大の誤算…受け身思考

受け身

こんにちは。
前回の人生はエゴの思いどおり?~エゴフィルター②~では、エゴフィルターが厚すぎると嫌われるから、エゴを小さくしていこうっていうお話をしました。

今回は、エゴは絶対に気づけないであろう、エゴの誤算についてです。
客観的に見られないエゴが、必ずおちいってしまう「受け身思考」です。
 

・エゴ最大の誤算…受け身思考
・宇宙の法則「出したものが返ってくる」は、出すのが先
・なんで受け身になるの?

エゴ最大の誤算…受け身思考

今までエゴって何?シリーズでさんざんお話ししてきましたが、エゴって計算できないんです。
今日お話しするのはその中でも、エゴには全く気づけない最大の誤算です。

エゴって欲のカタマリですから、いつも、
「褒めてもらいたい」
「認めてもらいたい」
「上として扱ってほしい」
「特別扱いしてほしい」
「実力以上に見てもらいたい」
「賢く、ステキに見られたい」
「何でも自分ではせず、してもらいたい」

なんて考えています。

こうやって見てみると、あなたも気づいたのではないでしょうか?
エゴって、面白いほど「受け身思考」ですね。
自分からのアクションってないんです。

あなたの周りにも、エゴの強い人っているでしょう。
エゴの強い人をよく見てみてくださいね。
仕事でも、能率が遅い、イヤイヤやっている、独りよがりのどれかに当てはまると思います。

エゴの強い人の中にも、仕事ができるとされている人がいます。
でも、そんな人たちって上司に認められたいからやっているんです。
強引に仕事を前に進めるので、独りよがりになります。
部下にもひどい言葉で傷つけたりしますし、部下の意見を受けとめて軌道修正したりなんて、とてもできません。

エゴって、
自分から、
積極的に、
他人の利益も考えながら、
行動することはできない

んです。

宇宙の法則「出したものが返ってくる」は、出すのが先

エゴは、褒めてもらいたくて何か行動しても、褒められるまで待てません。
先に自慢して、嫌われたりするんです。
自分の存在を大きくアピールするのに必死です。

引き寄せ難民の皆様へでもお話ししましたが、宇宙の法則は「出したものが返ってくる」です。
絶対に出すのが先で、返ってくるのが後です。
自慢したら、自慢される。
強引にしたら、強引にされることになります。

エゴはいつもこの法則に反しています。
先にアピールしてしまうので、アピールしか返ってきません。
同じことをやり返されるだけの運命です。

でもエゴは、この法則を知りませんし、学習して成長することもしません。
なので一生このままなんです。

ということは、
「エゴに支配されている人は、一生成長しない。」
ってことなんです。

エゴは、今日のお題の「受け身思考」なんですが、成長しないので「受け身思考」は一生変わりません。
常に自分では何もしないけど、大きく見られたい、認められたいが続きます。

なので、おじさん(おばさん)になっても、老人になっても、エゴの強い人は認められたいです。
いばり散らすおっさんとか、お高くとまったおばさんも一生そのままなんです。

なんで受け身になるの?

ここで、次の疑問が出てきます。
なんで「受け身思考」になるのでしょう?

これも受け入れがたいかもしれませんが、回答を言っちゃいますね。
「エゴはあなたではないから。」なんです。

どういうことかと言うとですね。
エゴは人の頭の中だけにしか住めません。
そしてエゴはあなたではありません。

エゴの生態その① 頭の中でずっとおしゃべりでお話ししたように、エゴはあなたの頭の中に住んで、あなたを乗っ取ろうとして、頭の中でおしゃべりしているんでしたね。
でもあなたに言うことを聞かせることはできても、完全に乗っ取ることはできないんです。
エゴはあなたを一生けんめい誘導するんですが、エゴ自身があなたの体を、直接的に動かすことはできないんです。
あなたの体を使って行動することができるのは、あなただけです。

エゴは待つしかないんです。
エゴには人間の体を動かすことができないから。
エゴはあなたが行動に移すように、誘導して、待つしかないんです。

それで「受け身思考」になります。
映画を頑張って作って、あなたに見せて、待っています。
あなたが行動に移すまで。

そんな訳で、エゴからは現実世界に影響を与えることができません。
エゴにできるのは、あなたに映画を見せることだけですから。
なので、自分から動くという発想が、そもそもエゴにはないんです。

なので、エゴの映画ばかり見過ぎてしまうと、「受け身思考」になり、他人にどう見られるかばかり気にして一生を送るようになってしまうんです。

もう他人の目ばかり気にして過ごすのを止めにしたくはありませんか?

エゴの映画をなるべく見ないで過ごすには、なるべく「いまここ」に在る必要があります。
前回の人生はエゴの思いどおり?~エゴフィルター②~で説明していますので、「いまここ」に居られるようにしてみてください。

いつも映画を流している「エゴに、気づくこと。」
「ハッと我に返る。」こと。
とても強力な方法ですから、やってみてくださいね。

くれぐれも言っておきますが、頑張っちゃいけませんよ。
エゴを嫌ってしまうと、反対にエゴは大きくなって、手がつけられなくなってしまいますから。
かく言う私も、エゴの悪口を書いていると、エゴはものすごく活発になってしまいます。
なのでエゴを落ち着かせるのに、毎回一苦労です。

コツは、エゴを嫌わず、「親心」で接することですかね。

今日もレイラのわけのわからないお話に、最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
次回も「受け身思考」の続きで、エゴとあなたの共依存関係とうつについてお話ししたいと思います。

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