世界はうまくいっている~経験しまくれば人生の速度が速まる~

goodlife

こんにちは。
前回のあなたと自然の流れ~実はあなたが引き寄せている!?~では、その時々で変わる、似たような波動が共鳴し合うので、流れを作り、大きな流れになっていくっていうお話でした。

今日はその続きで、あなたが決めてきた人生の過ごし方について、お話しします。

 

・世界はうまくいっている~経験しまくれば人生の速度が速まる~
・あなたの人生を経験するということ
・誰がイヤって決めたの?
・じゃあ経験するって、具体的にはどうすればいいの?

世界はうまくいっている~経験しまくれば人生の速度が速まる~

生まれる前の設定…あなたはあなた~他人になろうとしなくていい~でお話ししたように、あなたはこの世に生まれてくる前、あらかじめどんな人生を送るのかを決めてきました。

あなたは産まれる前、雲の上のようなところにいて、そこには大仏のような大きい人がいました。
そこであなたはお母さんとなる人を選び、どんな人生になるのか説明されて、この世に産まれてきたんです。

雲の上のようなところを、仮に「あの世」としましょう。
あの世には時間がありませんから、自然の流れの中身がわかるわけです。

元々の話をすると、ひとつの意識がどう見てもひとつに見えない理由や、この世にひとつとはどういうことか?…「空」の本当の意味にあるとおり、私たちは、「ひとつの意識」だったわけです。
ひとつの宇宙だった私たちは、ひとつなので、誰も「在る」のか「無い」のかわかりませんでした。
そして、「在る」ことを実感するために、私たちはたくさんの「個」に分かれました。

でもひとつだってことが判ったままで、同じもの同士がお互いを認め合っても、何の意味もありませんよね。
なので私たちは、「ひとつ」だったころを忘れました。
「個」の分かれ目をくっきりと見えるようにし、「個」に名前を付けて、「ひとつ」だったころを思い出せないようにしたんです。

そして、その分かれ目をエゴに守らせることにしました。
エゴは言ってみれば、「分かれ目管理人」なんですね。
(ネーミングセンス悪いのは、そっとしておいてやってください…。)

そのエゴがちょっと調子に乗りすぎて、暴走しちゃったら、「個」に走りすぎちゃってエライことになります。
他人より、自分だけ抜きん出たいと思うわけです。
他人より自分を、上だとか、特別だとか思いだしちゃうので、他人と仲良くできなくなるんですね。
そして、エゴは自然の流れに逆らい、私たちを苦しめるんですよ。

そして、この世にはエゴが調子に乗りすぎちゃってる人が大半なので、この世はまだもうちょっと生きづらい世の中です。

元々のことを考え直してみると、私たちは、素直にお互いを「在る」と認め合うことができれば幸せなわけです。
それが私たちのやりたかったことですから。
でもこの世は、エゴがジャマするように設定してあるので、一筋縄ではいかないんですね。

私たちは、エゴのジャマをすり抜けながら、お互いを認め合えるようにもっていきたいんです。
そのためにどうしたらいいかってことなんですが、前にだから、エゴを小さくしていこうなどでお伝えした、「いまここ」にいる方法が有効です。

「いまここ」にいることはどういうことかって言うと、「今を経験すること」です。
あなたが産まれる前に決めてきた、あなたの人生を。

あなたの人生を経験するということ

あなたは、あなただけのスペックを持って、あなただけの経験をするために生まれてきました。
あなただけの経験を、「ひとつの意識」である宇宙に持って帰るために。

そこで、「エゴって何?」シリーズや、「エゴはどうしたいの?」シリーズなどを思い返していただきたいのです。
エゴは、私たちの目の前にフィルターを作って、私たちがピュアな目で世界を見るのをジャマします。

エゴは、誰かに何かさせられそうになると、
「めんどくさい!」とか、
「俺レベルの人間がすることじゃない!」とか、
「私の役職(カタガキ)を見て物を言っているの?!」とか、
「あの人は暇そうだから、あの人にやらせればいいじゃないか!」とか言って、
やろうとしません。

あなたがやろうと決めてきたことなのに…。

エゴはいちいち言い訳を作って、現実を受け入れようとしないんです。

でも、あなたはそれをやろうと決めてきましたから、現実にはゼッタイ現れます。
それをエゴは受け入れず逃げるので、現実は追いかけてきます。
何か言い訳を作って、その場をやり過ごしても、また同じような問題がわいてくるんです。

それをやらないと、あなたの決めた人生が進まないからです。
イヤな仕事をするように言われて、いったん逃げることができても、また同じようなイヤな仕事が舞い込んでくるような経験を、あなたもしたことがあると思います。

それは、あなたがやろうと決めてきたことなんです。
イヤだと思うことでも、やらないとあなたの人生は止ってしまいます。

心配しなくても大丈夫。
あなたが決めてきたことですから何でもうまくいっているんです。

誰がイヤって決めたの?

ところで、事実って中立でしたよね?
中立な事実に価値をつけて、良いとか悪いとか、上とか下とかって、誰が決めたんでしたっけ?

ジャジャーン!

エゴでしたね。
エゴは、何もしてこない中立の事実に対して、勝手に物申すんです。

それに従って、自分の人生を受け入れないでいると、逃げてばっかりになります。
経験できずにその出来事は終わったとしても、また同じようなことが、形を変えて起こります。

なので、受け入れて、経験しなくちゃいけません。
エゴの強い人は、受け入れるのがとても下手ですね。
仕事をしてても、何かと文句ばかり言う人とか、いばり散らしたり、上から目線で話す人とか、いっぱいいますよね。

そんな方々は、人生が進んでいきません。
逃げ続けて、逃げ続けて、うつになってしまう人もいますね。
(ちなみにうつって、現実から逃げ続けて人生が止まってしまった状態のことなんです。)

じゃあ経験するって、具体的にはどうすればいいの?

レイラは経験しろ、経験しろって言うし、経験すればいいのはわかった。
けど、結局どうすりゃいいんだよ?って疑問がわいてきますね。
死んだあと、何も宇宙には持って帰れませんしね。
経験した証拠なんてないですし。

そこで。
経験って何でしょう?
例えばあなたが物を買うとき、何を経験しているでしょう?

物は経験じゃないですね。
物はただ「在る」だけです。
あなたが物を買ったとき、物はお店から、あなたの家に来ただけのことですね。
あなたはその対価として、お金をお店に置いてきただけです。

ここでの経験とは、あなたの気持ちです。
あなたが欲しかったブランドの服を買ったのだとしたら、「欲しかった服が買えた!うれしい~!」っていう気持ち。
あなたが買ったカバンに傷がついていたとしたら、「げ~!傷がついてる~!」っていう気持ち。
その気持ちを感じることが、経験です。

仕事でも、
「みんなでこんな大きな仕事を達成できた~!やった~!」とか、
「この仕事むずかし~!」とか、
「上司が無能でつらい~!」とか、
そんな気持ちを感じたくて、生きてるんです。

ここで大切なのは、「感じきる」ことです。
「感じきる」ことができれば、その現実は終わります。
人生の、次のステージに行くことになります。
反対に「感じきる」ことができなければ、また何度も同じようなことが起こるんです。

特にイヤなことは、「感じきる」のってつらいですよね。
でもカバンに傷がついているからといって、感情的になって店員さんに当たり散らしたりしてはいけません。
世界は鏡ですから、怒りを出すと怒りが自分に返ってきてしまいます。
難しいですね。

そこで、「いまここ」の出番なんです。

「いまここ」にいる時、エゴは出てきません。
エゴは、過去と未来にしかいないんですから。
「イヤだ!」とか「傷ついた」って言っているのは、エゴです。
野性の(本当の)あなたではありません。

「いまここ」にいることができると、イヤな仕事も難なく経験できます。
「ハッと我に返る」や、「エゴに気づく」や、「観察する」をやってみてください。
イヤな仕事だとエゴが思っていることでも、観察しながら、実況中継しながらやってみてください。
意外とおもしろくなったりしてきます。

コツは、「集中」と「丁寧」です。
エゴに惑わされず、「感じきる」をやっていると、すぐに次のステージに行くことができます。
エゴの言葉ではなく、ひらめきや直感を大切にしてみてくださいね。

今日も長い長い話にお付き合いいただき、ありがとうございました。
次回も、また続きをやっていきますね。

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