幸せになりたくてスピリチュアル学びに行ってるのに人間関係で悩む悲劇

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こんにちは。
前回の魂や真我や(ワンネスや…)の正体とは?では、エゴの本当の役割と、野性の(本当の)あなただと思っていたものって実は空っぽだったっていう話でした。

今回は、身近でスピリチュアルを学んでいる人と話をしていて相談されたので、もしかするとよくあることなのかも?と思って、またまたスピリチュアル難民の皆様へ書いてみようと思います。
 

・幸せになりたくてスピリチュアル学びに行ってるのに人間関係で悩む悲劇
・何のためにスピリチュアルの勉強をしているのやら
・スピリチュアルの勉強はひとりで

幸せになりたくてスピリチュアル学びに行ってるのに人間関係で悩む悲劇

けっこう前のことですが、Happyさんの引き寄せの動画を見ていて、「そんな解釈になるんだなあ。」とビックリしたことがあります。
その動画では、引き寄せを学ぶようなイベントの時に、ある参加者Aさんが宿泊先で一緒になるBさんのことが苦手なのでつらいから、どうしていいかわからないっていう相談をHappyさんが受けたということでした。

そして、Happyさんの回答は、
「引き寄せをこれだけ学んでいるんだからわかるでしょ。」
「Bさんが苦手だっていう正直な気持ちを、宿泊先を取ってくれた人に言うべきでしょ。」

みたいなことを言われていました。

私はその小さい騒動に、すごく違和感を覚えました。
正直な気持ちを、人を傷つけずに言うのは素晴らしいことだと思いますが、引き寄せは全然関係ないからです。

引き寄せで考えるなら、
「AさんとBさんは、引き寄せられている。」
ってことになります。

Aさんの波動がBさんの波動と共鳴しているってことです。
AさんがBさんのことを苦手だと思っているということは、BさんもAさんを苦手だと思っているでしょう。
お互い様なんです。
お互いそう思ってるから、引き寄せられたんですね。

そして引き寄せの話ってここまでです。
そのあとの正直な気持ちがどうの~というところからは、もう引き寄せではありません。
Aさんがするべき決断を、Happyさんがしたってだけです。
Aさんの人生はAさんのものなので、そこでどうするかはHappyさんの決めることではないなと思いました。

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話は変わって、私の最近ビックリしたことになります。
最近、趣味の会で集まっていた時にスピリチュアルの話になりました。
上のHappyさんの動画を見てから気にはなっていたんですが、こういうことがよく起こっているんですね。

1人目の悩みは占いの先生についてです。
先生に相談すると、何でも回答をくれて、何でもその通りにしているが不安なんだそうです。

2人目は、ワンネスを感じる体験で出会った人たちとのグループでの話です。
ワンネスを感じた仲間と、時々集会をするようなんですが、その中にお局様がいるようです。
お局様が仲間を連れまわすので、その集会がもう楽しくないそうです。

何のためにスピリチュアルの勉強をしているのやら

1人目の方は、占いの先生の指示をなんでも真に受けます。
毎日のように先生の所へ行って、指示を仰ぎます。
当然毎日のように占い料金がいるわけです。
それで、2年前くらいから、毎月何万円も払っているらしいのです。

相談することは様々で、夫のグチや職場の人間関係のことなどを相談しているようです。
毎月何万円もその先生に支払っていることはもちろんビックリですが、さらにビックリなのは、
自分と子どもさんの名前を旧姓に戻したり、夫と別居したりと、自分の人生の一番大事なことを占いで決めているということでした。

あまりにビックリしたので、なんで?って聞いてみると、
「占いの先生の圧がすごい。」
とのこと。
先生の言うとおりにしないと、後で叱られたりするそうです。

それって幸せ?って聞いてみると、
「先生がそうすれば幸せっていうから幸せなんじゃないかなあ?」
と半信半疑な答えが返ってきました。

それって占い?スピリチュアル?

2人目の方は、ワンネス体験のクループさんです。
約1年前くらいに7人のグループで、ワンネス体験の旅に行った仲間だそうです。
そしてワンネス体験を全員できて、それから月に2回ずつくらい集まっているようです。

このグループのお局様は、最初は大人しかったようなのですが、半年くらい前から、このグループの人たちを、いろんな体験ツアーに誘うようになっていったそうです。
座禅体験、瞑想体験から始まって、霊場巡り体験、雪山登山、イルカ乗り体験、川下り体験、刀づくり体験と、もうだんだんスピリチュアルから離れていってます。

そして最近お局様は、スカイダイビングがしたいと言い出したそうです。
そこで、難色を示す方が2人おられたので、お局様は怒って帰ってしまいました。
そして後日、このグループへの苦情をいっぱい書いた手紙が全員に送られてきました。

その手紙は、大筋としては、
「お局様が一番遠い地域に住んでいるにも関わらず、企画したりみんなを送ったりだとか一生懸命尽くしてきたのに、人格を否定されたのがつらかった。」
ということのようです。
そしてこんなことがあったので、このグループではもう集まらないことになってしまったそうです。
後味の悪いスピリチュアルグループの終わりでした。

私はお局様が怒って帰ってしまった日の様子を聞いてみました。
別にケンカになったとかではなく、ただ純粋に高所恐怖症の方が2人いただけのようです。
でも彼女は、2人が誘いに乗らなかったのを、人格を否定されたとまでカン違いしてしまったんです。

スピリチュアルの勉強はひとりで

またここで、受け身の人と、カン違いの人が出てきました。
さて、受け身とカン違いというと何がさせているんでしょうか?

ジャジャーン!
正解です。

私の今までのエゴの生態シリーズや、エゴがやってることシリーズなどをお読みくださった方なら、すぐ解ったと思いますが、正解は、エゴでした~!
(当たってなくても、私の前の記事を読んでいなくても、私は怒ったりしないですから大丈夫ですよ。)

こうやって、エゴはいろいろな所で人間関係をジャマしてきます。
あなたも気を付けてくださいね。

皆さん、スピリチュアルを勉強して、どうなりたいかって、幸せになりたいから行ってるんです。
そして、幸せって何なんでしょう?
みなさん考え方はいろいろあると思いますが、人間関係で苦労することが幸せではないはずですよね。

今日は、良好な人間関係を築ける人になりたくて、幸せになりたくて、逆に不幸を招いてしまう事例をお話ししました。

ここで根本的なことをおさらいしておきたいんですが、
エゴは、人間関係を壊すはたらきしかしません。
また、スピリチュアルの先生って、商売で、ビジネスでやっているということを、忘れないでいただきたいと思います。

スピリチュアルが学びたくて人間関係を求めると、エゴのそうくつに足を踏み入れることになります。
先生との人間関係、仲間との人間関係、どちらも苦手な人たちばかりが集まっているんです。
エゴ満載の集団に入っていくことは、とっても危険です。
全くお勧めできないです。

じゃあ、どうやって学ぶの?ということなんですが、本を読んだり、ネットにある情報で、十分です。
わざわざ大金を払って、エゴにまみれるようなことなんてしなくても大丈夫なんです。
(ネットの情報も、先に無料で資料をくれて、後で大金を払わされるようなサイトもいっぱいありますから、ネットの情報に慣れていない方は、気を付けてくださいね。)

お金はかけなくてもスピリチュアルは勉強できます。
そして、スピリチュアルはひとりで学んでください。
スピリチュアルは、ビジネスでも、仲間づくりでもありません。
スピリチュアルのひらめきは、野性の(本当の)あなたの中からやって来ますから大丈夫ですよ。

今日も長々と読んでいただき、ありがとうございます。
次回はまた、野性の(本当の)あなたの話に戻りますね。

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