誰かにバカにされて傷ついても、傷ついたほうの選択

突然ですが、あなたはバカにされた経験がありますか?
ありますよね~。
私も何回もあります。

今日のお題は「誰かにバカにされたときのあなた」です。
前回の誰かに何か言われて、あなたが傷つくことはないと丸かぶりのお題ですが、ちょっと違った目線で見てみたいと思います。
 

・誰かにバカにされたとき
・その現場で起こっている事実とは?
・バカにするヤツの本性
・バカにされてもマイナスにならない人。

誰かにバカにされたとき

何でかわからないけど、よく人をバカにする人っているんです。
あなたの周りにもいるでしょ?
鼻で笑われたり、冷たい目で見られたり、怒られたりするとつらいですよね。
ホントに「お前はバカだ。」っていう人もいます。
ひどいですね。

あなたは誰かにバカにされたとき、どう思いますか?
その誰かとの関係にもよるでしょうが、たいていなら
・腹がたつ。
・傷ついた。
・反論してやろうか。
・殴りかかろうか。
・自分の何が悪かったんだ?
・ひどい人だ。
・どうしてそんなことを言うんだろう?
・その言葉、そっくりそのままお返しします。
・仕返ししてやる。

などなど、色々な感情が出てくると思います。
そこで出てくる感情はマイナス感情ばかりではないですか?

そしてその感情がたくさん出てきたのは、バカにした誰かのせいだと思ったのではないでしょうか?

ちょっと待ってください。
それがそうではないんです。
あなたがバカにされてマイナス感情が出まくるのは、バカにした誰かの問題ではありません。

その現場で起こっている事実とは?

例えばの話をします。
わかりやすい例で言うと、バカにする材料として「学歴」はよく使われますね。

例えば、大卒の上司に「君、高卒だろ?」と、鼻で笑われたりします。
そこで高卒のあなたは傷ついたり、マイナス感情が出てくると思います。
(あなたが高卒でなかったとしても、例えばの話として読んでくださいね。)

ここでちょっとストップ!

この場で起こっていることを観察してみます。

大卒の上司(仮にAさんとします。)が、「君、高卒だろ?」とあなたを鼻で笑ったことでわかることは何でしょう?

この場合でわかることは、
・Aさんは自分より学歴が低い人を、バカだと思っている。
・Aさんは自分がバカと思う人をバカにしていいと思っている。
・Aさんは学歴に関する差別主義者。

だということを、Aさん自身が表明しただけにすぎないんです。

ここでAさんが差別主義者で、嫌なヤツということはわかりました。
でもここでは、Aさんがあなたを高卒で無能と思っていることしかわからないんです。
Aさんは「あなたが無能だと思う。」と意見を言ったという状態です。

ただ、それだけです。
あなたの無能が証明されたわけではありません。

バカにするヤツの本性

他人をバカにするヤツは、人間を「上下」とか「優劣」で判断しています。
また、「上」とか「優」の人が素晴らしいと思っています。
そして、その場で「上」とか「優」の立場になりたくてしかたないです。
認められたくてしょうがなくて、表してしまうんです。

「認められたい」人は、周りと協力できません。
周りが協力しようとしても、周りと同じ立場では「ちゃっちいプライド」が許しません。
言葉の端々に差別意識が出てしまいます。

誰もそんな人とは付き合いたくありません。
その結果、周りの人が離れていってしまいますが、本人はそれが「認められたい」のせいだとは気づきません。
上下優劣の差別意識が当たり前だと思っているので、気づかないんです。

「認められたい」感情を持てば持つほど、他人は離れていってしまう。
でも、他人が離れていけばいくほど、「認められたい」

ジレンマのらせんに落ちていってしまいます。

だからそんな、他人をバカにするような人のために、自分の心を惑わす必要はないんです。
言われてすぐは、カッとなるかもしれませんが、落ち着いて考えてみてください。
すぐわかります。
あなたはバカにされただけで、あなたがバカなわけではありません。

バカにされてもマイナスにならない人。

時々、バカにされてもマイナスにならない人がいます。
その人はなんでマイナスにならないんでしょうか。

そのカギは、「自己肯定感」です。
自己肯定感とは、自分はありのままの自分でよいという感覚です。

自己肯定感の高い人は、バカにされてもマイナスになりません。
バカにされても、自分の価値がないなんて思いません。
他人をバカにする人が、人を「上下」「優劣」だけで差別する人だと知っているんです。

逆に言うと、バカにされて傷つく人は、自己肯定感の低い人ということになります。
バカにされて、自分の無能が証明されたわけでもないのに、自分の価値がないと思い込んでしまう。
そんなのとても、もったいないです。

人間にはいろいろな面があります。
学歴なんて、その中の1つにすぎません。
そして、スポーツじゃないんですから、「上下」「優劣」を争っても、嫌われるだけです。

あなたが傷ついて恨むのか、気にしないかは選べます。
あなたの思考は、自分でコントロールできます。

あなたがバカにされても相手にせず、話を流すことで万事がおさまります。
そして、そんなあなたの方がステキです。

断言します。
そんなあなたの方が周りに信頼されてますから~!!!!!

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