野性の(本当の)あなたの見つけ方

true_y

こんにちは。
前回のこの現実世界って幻想かも?…鏡の法則まで、野性のあなたはどこにいるのか、私たちの生まれたしくみなどをお話ししてきました。
レイラが変なことばかり言うので、あなたの中では整理がむずかしかったんじゃないかと思います。

この「野性の(本当の)あなた」のテーマは今日でまとめて、一旦終わりにします。
今日は、あなたが野性の(本当の)あなたとして自然に、楽に生きられるようなきっかけになればいいな、なんて思ってます。
 

・野性の(本当の)あなたの見つけ方
・宇宙(やワンネス)がひらめきや直感で教えてくれる
・「Don't think! Feel.(考えるな!感じろ!)」

野性の(本当の)あなたの見つけ方

今まで、エゴの生態シリーズや、エゴがやってることシリーズ、またエゴの構造とコントロールシリーズでお伝えしてきたように、エゴはあなたの世界の前に、フィルターとして立ちふさがります。

エゴは、中立で、良いも悪いも、善も悪もない、目の前の事実をあ~だこ~だと評価します。
なのであなたは、何の意味もない事実なのに、エゴの勝手な意味をつけた後の世界を見ることになります。
何かが起こるとすぐ、「イヤだ」とか「いけない事だ」とか「これなら望ましい」とか、一瞬で思うのはエゴのフィルターのせいなんです。

エゴは、ひとつの意識がどう見てもひとつに見えない理由でお伝えしたとおり、全体で、ひとつだった私たちを個々に分け、あなたを孤立させるようなことばかり言ってきます。
エゴは頭の中でずっとおしゃべりして、あなたにひとつだったころを思い出させないようにしているんです。

エゴは私たちを分けているくせに、画一的でゲスな価値観を持っているので、エゴが強い人はだいたい同じような思考パターンを持っています。
エゴが強くなればなるほど、みんなと競って「上・優」に立とうとして、結局他人と仲良くできません。
いばったり、
足を引っぱったり、
スネて気を引いたり、
非難したり、
ウソをついて弱く見せたり、
「こうあるべき」と主張したり、
強要してやらせたり、

と、やり方はさまざまですが、みんなエゴのやっていることですね。

あなたは、あなたとして、
他の人とは違うスペックで生まれて、
みんなと違う人生を歩むために、
あなただけの経験をしたくて生まれてきたのに、
エゴはあなたを他人と同じ方向に誘導して、競わせようとします。

そんなエゴの言いなりで生きるようでは、あなたの人生ではありません。
エゴの人生ですね。
冷静に考えてみればエゴの言うことを聞いていても、いいことなんて全然ないのにエゴの言うことを聞いてしまう。

何でなんでしょう?

それは、「あなたが無意識の時に、エゴが思考を入れ込んでくるから。」です。
あなたがちょっとボーっとして、何か考え事をしているような時って、必ずエゴの作った映画を見ています。
頭の中で、ボケ~ッと考えていることって、ロクなことじゃあないんです。
でも、無意識の時ってよくありますよね。
私はエゴのことを知る前までは、すぐボケ~っとする人間だったのでよくわかります。

さて本題の、野性の(本当の)あなたの見つけ方ですね。
それはエゴの思考から離れることで見つけることができます。
エゴの思考から離れるには、「今に在ること」が必要です。

エゴは、エゴの生態その⑥ 過去と未来にしかいないでお伝えしたように、過去と未来にしか存在しません。
そして実はこの世に、過去と未来は存在しません。
過去と未来は、記憶や妄想の中にだけ存在します。
現実世界には、今しか存在しないんです。

宇宙(やワンネス)がひらめきや直感で教えてくれる

「今に在る」やり方は、エゴの生態その① 頭の中でずっとおしゃべりエゴの生態その⑥ 過去と未来にしかいない「ハッと我に返る」やり方と、「周りを見わたして観察する」やり方をご紹介しています。

エゴの映画をボケ~っと見るのを続けていると、エゴの作った妄想の世界へどんどん引き込まれていきます。
それに浸るばっかりしていると、だんだん「今」から離れていってしまいます。

ひどくなると、「こうあるべき」がガチガチに固まって、人間関係が上手くいかなくなります。
もっとひどくなると病的になって、「暴力的」になったり、「うつ」になったりしてしまいます。
そんな生き方って、自然でもないし、あなたらしくないし、何より楽しくないんです。

なので一刻も速く、「今に在る」を実行してみてください。
「ハッと我に返る」と、エゴのおしゃべりは止まります。
「周りを見わたして観察する」と、エゴの映画を見なくてすむんです。

エゴのおしゃべりと映画が止むと、静けさがやってきます。

野性の(本当の)あなたはその静けさの中にいます。
野性の(本当の)あなたは、エゴのゲスな価値観に侵されていない、ピュアな「意識」です。

そして野性の(本当の)あなたは「ひとつの意識」ですから、全体(とか宇宙とかワンネス)とつながっています。
この現実世界を、偏見なく、ただ体験しに来ているだけの存在です。

構図としては、
「体験を満喫したい野性の(本当の)あなた」
    Vs.
「それを邪魔するエゴ」
です。

野性の(本当の)あなたはこの世界の経験を、ありのままでみんな(宇宙とかワンネス)のところに持って帰りたいのに、エゴが偏見で認知をゆがませ、いらない評価のついた体験しかできないように邪魔するんです。
そんなことでは、あなたが生まれてきた意味さえ危うくなりますよね。

でもエゴは、ケンカがめっちゃ強いので、戦うと絶対負けます。
なので、「今に在る」ことを心がけるんです。
「今に在る」ことが上手になると、エゴが小さく小さくなっていきます。

すると…。

何かあれば、「ひとつの意識(とか宇宙とかワンネス)」がどうするべきか教えてくれます。
「ひらめき・直感」という形で。
言葉で教えてくれるんじゃないので、受け取るのがちょっと難しいです。

エゴに侵されてしまって、思考しか頭にない人にはとっても難しいかもしれません。
でも、そんなあなただって、一度や二度くらい「ひらめき」や「直感」を感じたことがあるでしょう。
その時を、ちょっと思い出してみてほしいです。

「Don't think! Feel.(考えるな!感じろ!)」

この「Don't think! Feel.(考えるな!感じろ!)」っていう言葉、映画「燃えよドラゴン」で、ブルース・リーが演じた主人公の有名なセリフです。
私はこの言葉、スピリチュアルの真髄をついているような気がするので、大好きなセリフです。

「考える」ということ自体が、エゴのやることなので、「考える」を続ければ続けるほど保身の方向に向かいます。
エゴは「失敗したらどうしよう」とか「カッコ悪い」とかそんなことばっかり考えてますから。
でもそれでは、あなたである「意識」がこの現実世界を体験する機会がへっていきますよね。

あなたが生まれてきた意味は、
「この現実世界を、偏見なく、ただ体験しに来た。」
ってことですから、体験の機会がへるのは致命的です。
あなたの生まれた意味がないってことになりますから。

なので、あなたのガチガチに固まってしまっている、エゴの作った思考パターンを壊すんです。
それには「今に在る」時間を増やすことはとても重要です。
また、これでエゴは怖くない!…記憶や言葉のイメージを書き換えるでご紹介した方法で、エゴの価値観に染まってしまった「過去の解釈」を書き換えるのも、とてもいい方法です。

そして、ひらめきや直感を受けたなら、それを優先して行動するようにします。
エゴに任せておくとすぐ、メンツがどうだ、立場がどうだ、などと言いだします。
そして結局何もしないっていう結果になりますから、タチが悪いんです。

ひらめきや直感は、言葉としては来ません。
テレパシーのように感覚で来るので注意が必要です。
また、ひとつの意識(とか宇宙とかワンネス)の次元には時間がないので、ひらめきや直感は一瞬で来ます。
なので慣れないうちは、来たらすぐ、メモを取っておくのが良いでしょう。

もうひらめきや直感が来るのが、楽しみで仕方なくなってきたでしょ?
(でしょ?でしょ?)
ひらめきや直感が来るのって、ちっちゃい「アハ体験」なので超楽しいんです。
少しさわやかな気分でもあります。

でも、引き寄せに詳しい人ならわかると思いますが、ひらめきや直感を待ち望んではいけません。
待ち望むと来ません。
なので期待せず、「今に在る」ことと、「過去の解釈」を書き換えることに全力を注いでください。
するとそのうち自然にやってきますよ。

今日も変な内容のながい話におつきあいいただき、ありがとうございます。
次回からは「自然の流れ」について、ゆるくお話ししていきたいと思います。

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