～死のうと思うほど荒んでいても、心理学やらスピリチュアルやら片っ端から学んで、生きづらさから逃れ自由になれる編～

こんにちは。
前回のエゴが自然の流れに逆らうから苦しむでは、エゴがすることは自然の流れに合っていないので、いちいちあなたを苦しめるっていうお話をしました。

今日は、エゴがあ～だこ～だ言っても、他人と自分を比べて、他人の目なんて気にする必要はないってお話をします。
もう言い尽くされてきた話ではありますが、今回はエゴとの視点で考えてみたいと思います。
　

エゴって何？シリーズでもずっとお話ししてきましたが、エゴが直接やっていることって、あなたに映画を見せることだけです。
エゴがあなたの過去の記憶と、エゴの妄想をまぜ合わせて作った、エゴに都合のいい映画です。

そしてエゴはあなたが子どものころから、映画を見せてあなたを飼いならしています。

エゴはあなたに映画を見せて、あなたが、
優遇されるように、
何もしないように、
褒められるように、
何か手に入れられるように、
行動させているんです。

あなたは子どもの頃からずっと、エゴの映画を見ています。
自分だけが安全地帯にいて、上から目線で生きていけるように仕向けられます。

自分だけチヤホヤされたいとか、
自分だけいばりたいとか、
自分だけ裕福になりたいとか、
「自分だけ」ぬきん出られるように。

絶対に、「自分だけ」です。

ってことは必ず、
「誰かと比べて自分だけ」チヤホヤされ、
「誰かと比べて自分だけ」いばることができ、
「誰かと比べて自分だけ」裕福にならないといけません。

周りの誰かと比べないといけないわけです。
オンリーワンの考え方はありません。

それにエゴって、受け身なんです。
エゴ最大の誤算…受け身思考でもお話ししたように、他人に認めてもらわないと気がすみません。
自分だけ他人の好評価がないと生きていけないんです。

エゴは必ず「上下」や「善悪」で人間を比較しないと気がすみません。
そして、「上下」や「善悪」を決めるのは、エゴの得意技です。
（エゴの生態その②　良い悪い・善悪などのレッテルを貼るで詳しくお伝えしています。）

他人といちいち比較して、周りの人より少しでも「上・優」なことを探します。
そしてそれを自慢したり、「下・劣」の人をバカにしたりします。
また、評価されたくて、とうとつに自分の話をしはじめたり。
ごういんに仕事を進めたり、たくみに人から奪ったり。

普通に考えて、こんなことやっていて人に好かれるはずないですね。
自分だけ輪から外れて、周りの人より優位に立ち、バカにしようと思っているんですから。
自分からは他人を認めず、他人からは認めてほしい。
完全に、一方通行です。

エゴは最初から矛盾を抱えています。
よくよく観察するとわかるのですが、エゴ自身はそのことを全然わかっていません。
エゴは客観的になることができないのでわかりません。

勝手に「上下」や「善悪」を決めて、勝手にいばったり、勝手にうらやましがって嫉妬したりしているんです。
はたから見ると、全部ひとりで勝手にやっているのがわかりますね。
それってとても孤独です。

エゴは、
本当は好かれたいのに、自分で勝手に孤独になるように仕向けてしまうというジレンマ
をいつも抱えているんです。

エゴもホントは人と仲良くしたいんです。
人に好かれるために一生懸命あなたに映画を見せているんです。
究極的には、人に好かれて幸せになりたいです。

でもエゴは完全に間違ってますよね。
エゴは客観的になることができません。
一生懸命やっていることが、実は自分を孤独にさせていることに気づきません。

なぜなんでしょう。

それは、エゴに身体がないからなんです。
エゴは、実際に現実世界でなにかすることができません。
あなたに映画を見せて、あなたに行動してもらうことしかできないんです。

エゴは一生けんめい考えます。
考えて考えて、考えます。
好かれるのはどうしたらいいのか、幸せになるにはどうしたらいいのか。

そして出た結果は机上の空論なんです。
現実世界での実験や経験がないからです。

エゴの思考では、いつもこんな一方通行の結論になってしまいます。
好かれるために、幸せになるために映画を作ったのに。
逆に嫌われてしまう、不幸になってしまう映画を量産してしまっているんです。

そしてあなたはエゴの作った妄想映画に影響されて行動してしまうわけです。

どうですか？

他人と比べたり、
他人の目や評価を気にしたり、
他人をバカにしたり。

あなたはしてないですか？
してない？
ホントに？
してるでしょ～！
でしょ、でしょ！
（レイラ時々うざったいですね。）

本当は簡単なことなんです。

他人と比べたり、他人の目や評価を気にしたり、他人をバカにしたりをやめるだけでいいんです。
それで他人に嫌われずにすむんです。
不幸にならずにすむんです。

エゴの映画に影響されずに生きることで、不幸にはならないんです。
ね？簡単でしょ？

それには、エゴの影響力を小さくしていく必要があります。
エゴはとても強いので、いなくなってはくれませんから。

では次回、エゴを小さく小さくしていく方法をお伝えします。
（ホントはもう結構言っちゃってるんですが。）
今回も、長い長いお話に付き合って下さり、ありがとうございました。