エゴの生態その③ 外見だけで判断する
こんにちは。
前回のエゴの生態② 良い悪い・善悪などのレッテルを貼るでは、エゴが何でもかんでもレッテルを貼るっていうお話でした。
今日は、エゴが外見だけで判断するっていう特徴についてお送りします。
・外見を飾って商売をする人たち
・エゴを刺激された人が引っかかる
エゴは見えるものだけで判断する
エゴはなんでも外見で判断します。
人間を判断する場合だと、当然美しさ・お金・高級品・肩書など、目に見えるものだけで判断します。
あなたの周りでも、ステキな家を建てたり、マンションを買ったり、高い車に乗っていたり、仕事の役職が周りより高かったり、給料が高かったりしてうらやましがられている人いますよね。
美人や金持ちは良くて、ブサイクや貧乏は悪いと、エゴが判断しているからです。
この場合、美人や金持ちや肩書を持っている人は、エゴが嬉しがっている状態です。
（実はエゴはもっともっと上を目指すので、満足することはありません。）
そしてブサイクや貧乏や肩書がない人は、エゴを刺激されて嫉妬している状態です。
（こちらもエゴは、もっともっと上を目指すので、嫉妬が終わることはありません。）
だいたいこのエゴの価値観って、万国共通で、変わることはありません。
エゴは全然学習をしないので、ず～っとこのままです。
あなたは他人の美しさやお金や肩書に嫉妬しますか？
エゴの大きい小さいは、エゴが変わらないので、簡単に判別できるんです。
嫉妬の度合いが大きいと、あなたの中でエゴは大きな位置を占めています。
外見を飾って商売をする人たち
芸能人などは、外見を飾って商売をする人たちの典型例ですね。
お茶の間にいる人たちは芸能人を見て、夢を見たり、嫉妬したり、お金を出したりするんです。
もう老舗の商売ですから、説明は不要ですね。
他に、最近私が気になっている人たちをご紹介しますね。
芸能人とかとは違いますが、最近は個人で何でもできるようになりましたから、いろいろな人たちが出てきました。
１人目・キラキラ企業女子
よく、キラキラ企業女子などは、ＳＮＳ映えする（今ならインスタ映え）するような写真を撮ってアピールしていますね。
まず、南の島っぽいビーチや、高級ホテルのカフェとかで食事中の写真を撮ります。
そこにブランドの財布とか、バッグなどが置いてあったり、流行りのスイーツなどが置いてあるとベストですね。
カフェの外に高級車なんかが置いてあると、相乗効果はバッチリです。
こうやって、ホントに儲かっているのかはわかりませんが、このアピールで、エゴは大満足です。
２人目・アフィリエイト・動画制作の教材販売
他にも、アフェリエイトや「ユーチューブで稼ぐ！」みたいな人なんかもよくやっています。
南の島で時間を気にせず豪遊したりする映像で、お金と時間の自由をアピールします。
そこで、パソコンを１日３０分使うだけで、あなたたちもこんな生活ができると言って商品を売るんです。
この人たちは、アフェリエイトの教材を高額で売ったり、講演会をして儲けたりしています。
エゴを刺激された人が引っかかる
こんなあからさまな人たちに引っかかる人がいるのかな？と思いきや、意外といるようです。
エゴ戦略にエゴが引き寄せられるんです。
エゴは勉強しませんから、いつの時代でも、
「○○だけで簡単に稼げる」とか、
「苦しい生活が、一発逆転」とか、
「あのセレブも絶賛」とか、
「３日間限定価格」なんかの言葉に弱いんです。
営業に長けた人は、エゴを刺激すると売れるってよく知ってます。
エゴが喜んだり、不安になったりするように仕向けて、商品を上手に売るんです。
エゴの、
「自分だけいい思いをしたい」
「自分だけ楽をしたい」
「自分だけ何でも手に入れたい」
「他人をバカにしたい」
「自分だけは不幸になりたくない」
こんな思いを上手にくすぐれば商品は売れますから、簡単な話なんです。
反対にダマされたくないなら、エゴが喜んだり不安になったりしてお金を出そうとする時を見極めればいいですね。
あなたが何かを買おうとする時、少し冷静になって考えてみてください。
目の前にした商品を、
・売り方が表面的な快楽を誘っていないか？
・他人に見られたいから買うのか？
・自慢するネタになるだけではないのか？
・本当に好きだから買うのか？
・自分だけでなく、他人にも役に立つものか？
・ずっと持っていても飽きないものか？
っていう目で見てみてください。
少し考えるだけで、すぐにわかります。
基本的に、エゴが欲しがるものを手に入れても、「もっともっと欲しい」ってなるだけですからキリがありません。
エゴは表面だけしか見ていませんから、野性（本当）のあなたが幸せになるものを欲しがったりしませんし。
こうやってリテラシーを上げていくと、エゴはゆっくり小さくなっていきます。
お金を出す前に少しだけ考えるだけですから、やってみてくださいね。
今回も、最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回もエゴの生態について探求していきます。
